白黒つけることの違和感
美容院に行ってカットしていただきながら、美容師さんとおしゃべり。
「やっぱり野菜は生で食べるのがいいんですか〜」
「認知症に、⚪️⚪️油がいいってテレビで言ってたんで、買おうと思ったら、ネットで売り切れ!」
という話題が次々と。
すかさず彼女にも、食品と薬の違い、表示の見方など、楽しくお話ししました。
牛乳がいいのか悪いのか、インフルエンザワクチンがいいのか悪いのか……。
わかりやすいタイトルになるので、ひきつけられるのは確かですが、どうも近年「どっちが正しい」みたいなタイトルで取り上げたり、あるいは「なんとかの決定版!」みたいに手っ取り早く「効く」モノゴトを教えてくださいという問い合わせがきたり、なにかと白黒つけたがる傾向があるように感じています。
そのことに、私はとても違和感があります。
どんなことも人により、またケースバイケースで違うと思うんです。どんな年齢、体質で、またどんな生活環境や習慣なのか、とそれぞれの状況で考えて、より自分にとってベターな方を選ぶってことだと思います。
自分には合わないものでも、他の人には有益なこともありますし、またその逆も。
健康によいといわれる食品も食べ過ぎたら毒にもなります。
今回の記事では、「調理する」ことのメリットや意味を考えてみました。