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元気の素は、日々のごはん

毎日の元気を支える食の話題をあれこれ

ニホンジカを有効活用

私は、あまりテレビをみないのですが、好きなのはドキュメント番組と国内外の時代劇。今欠かさず見ているドラマの一つが、イギリスの貴族の家庭と使用人を描く『ダウントン・アビー』です。

 

先週は、狩にでかけた貴族ご一家にアテンドする猟師さんが、「鹿は神様の使いだから、一発で仕留めて苦しまないようにしないとだめなんだ」というようなことを教えているシーンがありました。シカは、洋の東西を問わず、神様のお使いの役割なんだなぁと、思って見ていました。

 

オールアバウトの記事でも取り上げてきましたが、今イノシシやシカが増えすぎて、全国でも農作物が荒らされています。またシカは、新芽を食べてしまうため、森林も育つ前に荒れ果ててしまいます。森が豊かでなければ、海も豊かにならず、増えすぎたシカの問題は、私たちの食料や環境保全の問題と密接に関わってきます。

 

5月26日、兵庫県で「ひょうごニホンジカ推進ネットワーク」(会長/林まり<愛deer料理教室主宰)が設立され、その総会と記念講演に参加してきました。

 

兵庫県内では、年間目標をたててシカ猟をしていますが、捕獲したシカの大部分は、山中で埋められるか、施設で焼却されるそうです。

 

上のドラマのヨーロッパに関わらず、日本でもシカは食料として、また角・皮・骨などにいたるまで、すべてを生かしきって、命をいただいてきた歴史があります。

 

兵庫県でも、奪った命を無駄にすることなく、丸ごと一頭の活用を推進するために、このネットワークが設立されました。

 

シカ肉の栄養成分などのPRや、安心・安全なシカ肉の安定供給、兵庫県認証食品への推進などに取り組んでいきます。すでに、シカ肉の処理加工施設や、シカ肉の料理教室を運営される料理研究家、神戸のシカ肉料理店、猟友会のメンバーが構成員となり、県からも大きな期待が寄せられています。

 

5月26日の『日本農業新聞』では、長野県のイオン11店舗で、シカ肉が6月5日から販売されるという記事もありました。レストランなどではシカ肉などのジビエをいただくこともありますが、今後は私たち消費者も、食肉の一つとして、シカ肉を活用していくことになりそうですね。ちなみに、鹿革の靴や印伝なども、軽くて丈夫で、いろいろなアイテムやデザインのものがが増えると嬉しいですね。

 

シカ肉の栄養成分などについて知りたい方は、読んでみてください。

allabout.co.jp

 

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