現状の「見える化」で、食事バランスを前向きに改善
日本栄養・食糧学会の市民公開講座に参加。
テーマは、日本人が摂りすぎ傾向の塩分を、どれだけ取っているかを「見える化」すると、食事の見直しも前向きになる、という取り組み事例。
「見える化」する具体的な手法として、武庫川女子大学 国際健康開発研究所が展開している24時間採尿で「ナトリウム/カリウム比率」を分析・評価するプログラムが紹介されました。
ナトリウム/カリウム比率は、塩分摂取量と野菜や果物などからのカリウム摂取量の関係を示し、数値が低いほど、食生活のバランスが良いことを示します。
私も、昨年度同大学研究所の「食育先生プロジェクト」に参加し、24時間採尿をして、ナトリウム/カリウム比を見てもらいました。私は、薄味を心がけているつもりでも、自分が想像していた以上塩分を摂取していてびっくり。野菜などからのカリウムはしっかり摂れてい他のは幸いでした。
簡易なナト/カリ計も出ているのですが、まだまだお値段が高いそうです。血圧計くらいに普及すると、ググッと塩分見える化で、減塩に前向きになれるかも・・・。