こども食堂はみんなの居場所
日本は、こどもの貧困率が高いことが話題になりましたが、民間レベルの取り組みとして「こども食堂」が全国的に広がっています。
私も、幾つかのこども食堂を取材させていただいて感じたことは、「つながり」の大切さと、「こども」や「貧困」という狭い枠ではなく、多様な人が関わることで多様な人が生き生きとしてくる、ということでした。
行政は、「こども」「老人」「女性」などと縦割りにしてしまいますし、平等にすることや、リスクを回避することばかりが優先されると、目の前にいるこどもをなかなか救えません。
突き詰めると「みんなでご飯を食べる」とおいしいね、元気になるねってことなんだと思います。
そんなシンプルなことが、こどもや親や、高齢者を元気にし、地域社会をよくすることにつながるのだと思います。