熱中症予防に乳製品と果物がオススメ
このところ、体温超えの日々が続いています。その上、昼間の間に熱のこもったコンクリートは、夜外気が冷えてくると、室内に熱を放出するとかで、エアコンをかけても部屋の温度が中々下がりません。
ただでさえ暑くてばて気味ですから、熱中症も心配です。
熱中症予防のために、経口補水液やスポーツドリンクを飲む方も多いようです。汗をかきすぎると水分補給に見ずを飲んでもすぐに汗となって出てしまい、喉の渇きが癒せない感覚があります。
これは塩分がないから水を体内に止められないのですか。ですから、経口補水液やスポーツドリンクはナトリウムが添加されています。また糖質は腸に速やかに吸収されるために含まれています。
しかし熱中症の治療には経口補水液が有効ですが、健康体の人には塩分が強く感じられます。スポーツをして汗をたくさんかいた時には、スポーツドリンクもよいのですが、あまり運動しない人にとっては糖質の多さが気になります。
実はタンパク質のアルブミンにも塩分と同様に水分を止める作用があるので、糖質とタンパク質を摂取することも有効だということがわかりました。適度にきつめの運動をして牛乳をのむと、暑さに強い体に鍛えることが有効なようです。
またこまめに水分補給をと言っても、中々水が飲みにくいかたは、カロリーの少な目の果物もオススメです。
詳しくは、オールアバウトの記事でまとめていますので、ご参考になさってください。
冷たいもものスープで、元気をチャージ
本当に毎日うだるような暑さ。
何もしていなくても、エアコンがなければ、汗でビッショりです。
ももが旬となり、ちょっとお安いものも買えた日には、
お料理によく使います。
白和えなどの和え物、サラダ、スープにも。
つめたすお料理にすると、さわやかなももの風味で、食欲も高まり、元気が出ますよ。ぜひおためしあれ。
暑さも本格的に
蒸し暑くなってきました。
集中的に雨が降るかと思えば、じりじりとした厳しい暑さ。
熱中症が心配です。
室内でも、あまりエアコンを我慢しすぎるのもいけません。
私の母は、2年前に、エアコンをつけていましたが、熱中症になり、しばらく気づかず耳鳴りが治らないと病院にいって、熱中症と判断されました。
母は、エアコンを27度設定にしていましたが、実際の室温は30度ほどになっていたようです。リモコンの設定温度と、実際の室温は異なるので、必ず室内の温度計もチェックしてください。汗をかいても、湿度が高いと、蒸発せず、熱中症になることもあります。マンションなどは、コンクリートに熱がこもり、夜になると室内に熱気が出てくるので室温が上がるそうです。いろいろな面で気をつけなければなりませんね。
適度な水分補給も忘れないようになさってください。
お味噌汁は、適度な塩分補給にも良いようです。
たまには冷たいお味噌汁も美味しいく、食欲が湧いていきますよ。
こども食堂はみんなの居場所
日本は、こどもの貧困率が高いことが話題になりましたが、民間レベルの取り組みとして「こども食堂」が全国的に広がっています。
私も、幾つかのこども食堂を取材させていただいて感じたことは、「つながり」の大切さと、「こども」や「貧困」という狭い枠ではなく、多様な人が関わることで多様な人が生き生きとしてくる、ということでした。
行政は、「こども」「老人」「女性」などと縦割りにしてしまいますし、平等にすることや、リスクを回避することばかりが優先されると、目の前にいるこどもをなかなか救えません。
突き詰めると「みんなでご飯を食べる」とおいしいね、元気になるねってことなんだと思います。
そんなシンプルなことが、こどもや親や、高齢者を元気にし、地域社会をよくすることにつながるのだと思います。
食欲って、ホルモンに影響されている
実は、私も若い頃は、極端に食べないダイエットをしたこともありました。でもひどい冷え性や便秘など、病気とは言えない不調は常にありました。
ダイエットや体重管理のために極端に食事を制限する方法は、健康や美容のためにもやはり良いものではありませんし、またリバウンドの原因になることもあるので注意が必要。そもそもなかなか長続きしません。
私たちは、例えば、ストレスが溜まると甘いものや美味しい焼肉を食べたくなったり、女性なら生理前に食欲が盛んになったりするものです。私たちの食欲や行動は、脳から分泌されるホルモンに少なからず影響を受けています。(厳密には、神経伝達物質や、ペプチドなど他にも影響する物質はあります)
どんなメカニズムで影響されているのかを知っておくと、食欲の暴走をコントロールするのに役に立つかもしれません。詳しくは、オールアバウトの記事でまとめました。
現状の「見える化」で、食事バランスを前向きに改善
日本栄養・食糧学会の市民公開講座に参加。
テーマは、日本人が摂りすぎ傾向の塩分を、どれだけ取っているかを「見える化」すると、食事の見直しも前向きになる、という取り組み事例。
「見える化」する具体的な手法として、武庫川女子大学 国際健康開発研究所が展開している24時間採尿で「ナトリウム/カリウム比率」を分析・評価するプログラムが紹介されました。
ナトリウム/カリウム比率は、塩分摂取量と野菜や果物などからのカリウム摂取量の関係を示し、数値が低いほど、食生活のバランスが良いことを示します。
私も、昨年度同大学研究所の「食育先生プロジェクト」に参加し、24時間採尿をして、ナトリウム/カリウム比を見てもらいました。私は、薄味を心がけているつもりでも、自分が想像していた以上塩分を摂取していてびっくり。野菜などからのカリウムはしっかり摂れてい他のは幸いでした。
簡易なナト/カリ計も出ているのですが、まだまだお値段が高いそうです。血圧計くらいに普及すると、ググッと塩分見える化で、減塩に前向きになれるかも・・・。