元気の素は、日々のごはん

毎日の元気を支える食の話題をあれこれ

「UMAMI」は、商標登録です。

「UMAMI」という表現をよくみかけますね。私自身、記事などを書くときに、「世界的に通じる和食の『UMAMI』」、というように、私も書いていました。

 

この「UMAMI」が、天満大阪昆布さんの商標登録となりました。天満大阪昆布さんは、年々話題が広がっている「昆布水」の生みの親なんです。

 

「昆布水」をご存じない方は、こちらの記事をお読みください。忙しい現代人も、昆布の旨味を料理に手軽に活用できるものです。プロの料理人さんも、和洋を問わず使っておられる方が増えています。

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天満大阪昆布さんは、世界で「UMAMI」が通用するようになる前から申請されていたそうです。というのは、当時は海外企業が日本の言葉を独占し、利権が絡むようなことが多かったためだそうです。申請に踏み切り、やっと登録が完了されたそうです。


天満大阪昆布さんは、今回の登録を、日本の「UMAMI」という言葉をお預かりしている気持ち、っとおっしゃています。この精神が、まさしく「日本人」だなと思います。文化は、独占した誰かが儲けるための道具ではなく、いろいろな人の手によって受け継ぐものだと思います。


目先のことより、昆布のあるだし文化を普及することに尽力されてきたので、昆布の神様からのご褒美ですね。


私たちも、表現するときに、商標登録ってことを知っておかないといけいなと思います。